「言葉の無力にため息・・・そんな気持ちわかるよ」
なんて歌詞があり、言葉ってつくづく無力だなぁ・・・と思うことがよくあります。「文字通り」に伝えても、中々伝わらなかったり、文字だけだと冷たい伝え方になったり、中々伝えることは難しいものだと思います。
メラビアンの法則と言うのがあります。人が情報を得るときに、「55%は視覚情報」、「38%は聴覚情報」、「7%は言語情報」という法則です。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」なので「3V」とも言われたりします。
細かいパーセンテージは置いといて、人間の生物学的な事も踏まえ結構理にかなっているものかもしれないと思います。
最古の文字は紀元前3500前にメソポタミアのシュメール人が開発したと言われています。日本では5世紀ごろからと言われています。「え・・・!そんな前からあったの?」と思う人もいれば「わりかし最近っすねぇ~」と思う人もいると思います。
ただ、人間(ホモサピエンス)は20万年前に誕生したと言われています。それから19万年以上は、視覚や聴力で物事を判断していたはずです。人間は言語により発展してきたと言われることもあり、それもあるとは思いますが、人間は言語以上に視覚と聴覚を発達させた生物なのかもしれません。
勿論、私たちもそう進化してきたという事です。
だからこそ、A~Zまでの歌や桃太郎の歌など、「歌にして覚える」という聴覚的に覚える事が広まったり、LINEやメールでも、スタンプや絵文字が、ただの言語を視覚的にも判断できるため重宝されるのかもしれませんね。
人間は、本当の意味で伝達をするときには、言葉だけでは伝達できないのかもしれないなぁ~・・・なんてなんて、そんなメラビアン的な事を考えていた今日この頃でした(;一_一)