哲学とは?~最初に~

様々な概念
様々な概念

このブログは、自分の哲学をまとめる為と、複合的な様々な要素を含む人生の中で、様々な疑問を持っている人の役に立てればと思い、始めました。人間はほぼ人生に迷う生き物です。迷う理由は十人十色ですが、その中の誰かのためになれば幸いです!

哲学とは、簡単に言うと物事の真理、根本原理、普遍的な事柄や考慮を追究していく学問です。言い換えれば「○○とは何か?」を考え、追究していくものです。ただ考えるだけではなく、それがどういう理由で真理なのか?、根本原理なのか?普遍的な事なのか?という答えを出していくものです。

哲学は、古代ギリシャが発祥ですが、真理を追究するために古代ギリシャの哲学者達は、数学や幾何学等も学んでいました。幾何学とは、形や空間の性質について研究する数学の分野のことです。数学や幾何学は、必ず答えがでます。それは1つの真理です。「1+1=2」、「2+2=4」はその答えは絶対です。ですので、そういう理系分野も昔の哲学者は学んでいました。古代ギリシャでは、「万物の根源(アルケー)は何か?」を追究したりしています。

万物の根源は水である・・・タレス

万物の根源は空気である・・・アナクシメネス

万物の根源は火である・・・ヘラクレイトス

万物の根源はアトム(原子)である・・・デモクリトス

このように「世界の根源とは何か?」等から始まり、「人生とは何か?」「善い生き方とは何か?」「自分とは何か?」「神とは何か?」「何故人間は?」等の精神世界も含めて、分析等をして人生を吟味していく学問になりました。

例えば「人生の真理とは何か?」という命題に、近代哲学者のデカルトという有名な哲学者の言葉で「我思う故に我あり」という言葉があります。解釈すると、「自分という存在は思う(考えている)からこそ、自分という存在が証明されている」という様な事です。その言葉は、自分がいるという存在の真理、根源を証明しました言葉とも言えます。

まあ、「だから何?」と言われればそれまでですが(笑)・・・💦

とざっくり簡単に哲学について説明しました。細かい事や難しくとらえると、歴史から流派、専門用語等も多く、中々理解しにくい学問でもあります。

ただ、私は自分の人生における真理や根源、普遍的な事等を学んで生きたいと思っています。例えば「仕事とは何か?」「恋愛とは何か?」「生きる上で人生にとって大事なことは何か?」等と自分なりの真理・哲学の構築をしていきたいです。本来哲学は、多くの人における真理、根本原理、根本原理を探るのですが、人間はどうしても主観的な生き物です。客観的に考えても、主観が客観を考えるものです。ですので、個人的な哲学解釈をしていこうと思います。

現代の哲学は、「社会のあり方や、個人の在り方を追究していく」とも言われています。その中で、私の哲学で少しでも「○○とは?」の誰かの疑問が解決できれば幸いです。

「万物は流転す」・・・ヘラクレイトス

「君子豹変す」・・・孔子

私の中のお気に入りの哲学名言です。すべての物は変わっていきます。賢い人は間違っていたら考え方を変えようとします。これは一つの真理だと確信しています。こんな私自身の人生における真理の追究が誰かの役に立てれば・・・

デルファイの遺跡
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