Mrchildrenの「ヒーロー」という曲を久しぶりに聞いていました。
「人生をフルコースで深く味わうための・・・いくつものスパイスが誰もに用意されていて・・・時には苦かったり渋く思う時もあるだろう・・・そして最後のデザートを笑って食べる君のそばに・・・僕はいたい!」
私がこの曲を初めて聞いたのは20年前くらいだと思います。この時に、「HERO」=「みんなの味方」みたいな図式を私は考えていたのですが、「好きな人のただ一人のHERO」という概念もあり得ると初めて考えました。
この曲の最初はの始まりの歌詞は
「例えば誰かひとりの命と・・・引き換えに世界を救えるとして・・・僕は誰かが名乗り出るのを・・・待っているだけの男・・・愛すべきたくさんの人達が・・・僕を臆病者に変えてしまったんだ!」
という文面から始まります。「人間にとって勇気って何?」と考えさせられます。「無謀」と「勇気」は違いますが、「勇気」がないと「無謀」にもなれない気がします。
そして、上記の歌詞の「最後のデザート」ってどんなもんなのか考えています。
「死ぬ直前に家族に見送られることか?」「自分の納得できる人生だと思えて死ねることか?」「痛みなんかなく即死出来ることか?」「何の気兼ねもなく自分は死んで大丈夫と思える事か?」・・・ETC
なんて、そんな風なことを考えてしまいます。でも、人間が生きるにあたり(人間に限らずですが(~_~;))、甘美な瞬間は味覚以外にもあります。それは、色恋沙汰なのか子供とのふれあいなのか、友人との付き合いなのかは人それぞれだです。
楽しい思いというのが、デザートと捉えるなら、結構人生のデザートもそこそこあるように思います。
それが、最後になるかどうかは運ですが、できれば人生におけるデザートはたくさん食したいですし、最後になっても「善かった(/・ω・)/」って思える自分でいたいなぁ~なんて、そんな下んない事を考える今日この頃でした( ̄▽ ̄;)