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人間は人工と自然のハイブリット?

 最近よく思います。「自然を堪能する機会や能力がないと、なんか人間ストレスが溜まるのかなぁ~?」なんて(;´・ω・)

 人間は言わずもながですが動物の一種です。認知革命・農業革命・産業革命・IT革命等々、ホモサピエンスならでわの革命を起こし、自然からを守るために人工的な思想や手法を手に入れてきました。

 そして、脳の中での構造を現実に変えてきました。それ故上記の様な革命が成功したと思っています。ただ・・・人間の体は自然であり、脳も自然であり、人間の身体は「人工ではありません!!」

 脳はしばしば勘違いします。ある実験で、被験者に面接をさせます。その面接官がメチャクチャ威圧的な面接をします。その時の被験者血液を調べると、何故か「サイトカイン」という、免疫作用や抗ウイルス作用等の役割を増やすたんぱく質が分泌されたそうです。

 どういう理由であれビビると「感染症になるかも?」と脳が錯覚してしまうわけです。

 人間の死因は、今でこそ「癌」や「自殺」、「心疾患」等が占めていますが、一万年くらい前までは「感染症」、「飢餓」、「猛獣に襲われる等の不慮の事故」等が死因を占めています。

 ホモサピエンスが20万年前に誕生したと言われており、その先祖は何百万年前に誕生しています。そして、近代化するまで自然と共に生きてきました。また、自然と戦って生きていきました。

 だからこそ、「自然を感じたり自然を堪能する」ということは、人間には本来「必須項目」なんじゃないかなぁ~なんて考えたりします。

 森林浴が何故良いか?と言われるのは、森林が出す「フィトンチッド」という物質がいいそうです。「フィトンチッド」とは、木が自分を守るために出す物質ですが、その物質が人間にもリラックス効果や健康効果をもたらすからだそうです。

 人間の身体も脳も、自然的なことが必要と言う訳です。

 ですが、人口にまみれた都会の生活もまた人間には必要な気もします。まあ・・・私は都会も田舎もどっちも好きです。言い換えれば人工的なものも自然的なものもどっちも好きとなります。

 人間はある意味「自然と人工のハイブリッド」だと思います。なので、自然と人工の両方を楽しめた方がおそらくですが・・・ストレスが少なくなるんじゃないかなぁ~なんて、レモンサワーを飲みながらどうでもいいことを考えている今日この頃でした( ̄▽ ̄;)

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yu-sinkai

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