哲学ブログ

We will rock you

「We will we will rock you!(私達は、私達、あなた達(世界)を揺さぶる)」・・・QUEEN

 QUEENの有名な「We will rock you!」は、私の今年初に聞いた音楽でした。昔から好きで、私の高校生時代なんかは、TVで格闘番組によく使われていました。この曲は、奥が深いというか哲学的というか、色々と考えさせられる曲です。「rock you」は「あっと驚かせる」なんても訳したりします。

 歌詞を紹介すると、まず1番が

「Buddy, you're a boy make noise. Playing in the street, gonna be a big man someday. You got mud on your face., you big disgrace . Kicking your can all over the place.Siging' We will we will rock you! We will we will rock you!」

 訳すと、 「よお!、騒いでいる少年。道端で遊んでいるが、お前さんはいつか大物になるさ。お前さんは顔に泥をつける。ひどい恰好だ。至る所で好きにやれよ。歌ってるな。」

 2番目が

「Buddy, you're a young man, hard man. Shouting in the street, gonna take on the world someday. You got blood on your face, you big disgrace. Waving your banner all over the place.We will we will rock you! Sing it out. We will we will rock you!」

 訳すと、「よお!攻撃的な若い兄ちゃん。道端で叫んでいるが、いつか世界に勝負するんだな!お前さんは顔のに血ををつけてる。ひどい恰好だ。至る所で自分の旗を振り回せ!」 

 3番目が

 「Buddy,you're an old man, poor man. Pleading with your eyes, gonna make you some prace somebay. You got mud on your face, big disgrace. Somebody better put you back into your place.We will we will rock you! Sing it out. We will we will rock you! Everybody.We will we will rock you!We will we will rock you!Alright」

訳すと

 「よお!目で訴えている貧しい爺さん。いつか自分の居場所をつくれるさ。お前さんは顔に泥をつけてる。ひどい恰好だ。誰かが、お前さんを元の場所に戻した方がいいな。」

 みたいな感じです。「We will we will rock you! 」の訳は省いてます(-_-;)。訳は私なりにしたところもありますので、違うかもしれません。ただ、こんな歌詞が書けるって「スゲー!!!!!」 と思います。 

 ちなみにこの「We will rock you 」の「We:私達」は、Queenを指しているかと思いがちですが、多分私はQueen自身も含めて曲を聴いているみんなも指しているのだと勝手に思っています。 

 私の友人でメチャクチャQueenが好きな人がいます。その人がQueenの「We are the champion:私たちはチャンピオンである」という曲に関して、「この曲のWeはQueenだけでなく、みんなを指していて、みんながチャンピオンだ!という意味だ」と私に力説していたことがあり、「なるほど~」と思いました。

 また、どうでもいいことですが違う言語を訳すって、ほんとその人の個性がでるというか、難しいもんですね(^_^;)千円札で有名な夏目漱石とその弟子の話で「I love you!」についての訳し方の話があります。

 弟子は「I love you:我 汝を愛する」と訳したところ、夏目漱石が「Non,non,non,日本人は愛するなんて恥ずかしくて言わないから、意味はあっているけど表現が違うよ~」みたいなことを弟子に言ったそうです。弟子は「じゃあ、夏目teacherならどう表現します?」と説いたところ。

 「今夜の月は綺麗だね!」と訳して表現します。「I love you」=「今夜の月が綺麗だね」という事です。

 意味が分からんと思う人もいると思います。私なりの解釈としては、明治の時代は「愛している」なんて直球の言葉は使うのは恥ずかしくて無理だったので、その時のシチュエーションにあわせて比喩表現で愛を伝えた結果、そういう解釈になったんだと思います。そのシチュエーションが月を見ている男女だと思います。

 「今夜の月は綺麗だね」=「今夜のあなたは月のように綺麗だね」=「きれいだと思っていることは愛しているっていう事だよ」みたいな感じです・・・理解に苦しむところはあるかもしれませんが、そこがなんか翻訳の人間らしい奥ゆかしさがある気もします(^^)

 と話はそれましたが、元旦に車の中で「We will rock you」の曲を聴いて、今年の抱負は「I will rock me!:自分を揺さぶる!」と決めました・・・まあどうでもいいですね(^_^;)つまらないブログですが、今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m

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