以前、スペシャリストとゼネラリストについて少し記載したことがあったような無かったような・・・
スペシャリストは狭く深く1つの事に関するプロで、ゼネラリストは広く浅く全般的な事に関するプロみたいなイメージです。私的には・・・私自身は、ある種のゼネラリストを目指しています。しかし、
「多芸は無芸」
と言う諺があるように、最近ではゼネラリストを疑ったりすることもあります(-_-;)・・・まあそこは置いときまして・・・
クリエイターとアレンジャー・・・クリエイターは創作する人で、アレンジャーは創作したものをさらに改善する人のことを指します。まあ、細かい定義を言えば乖離はありますが、そこも置いときます(^_^;)
クリエイターは「0から1を創り出す能力がある人」みたいなイメージです。もちろんどの世界においても歴史的な先達からの教えがあるので、本当の0からという事はないでしょうが、創作に長けているというようなニュアンスです。
アレンジャーは「クリエイターの創った1を10に伸ばす人」みたいなイメージです。もちろん、その中にも本人なりのクリエイティブさはあるわけですが、改善に長けているというようなニュアンスです。
仕事に限らずですが、どちらも大事な能力です。ただ、時折自分が「どちらの能力に長けているか?。」と考えるのは、意外に大事なことなんじゃないかなぁ~なんて思います。
クリエイターは自分の創ったものを改善されるのを、基本的には嫌がる傾向があります。自分が創ったものを変えられるのは気分が良くないですからね・・・
アレンジャーは元ネタが自分の創ったことじゃないのに引け目を感じる傾向があります。改善能力は、改善するものが無いと改善できませんからね・・・
なんか、スペシャリストとゼネラリストの関係に似ている気もします。どっちも必要な能力ですが、何故かお互い張り合ってしまうみたいな関係や、双方において、その生き方に疑問をふと感じてしまう事等・・・まあ、善悪ではないですが、両極端な思考は何かしらの共通性があるのかもしれませんね(;^_^A
「存在するものは合理的である」・・・ヘーゲル
このヘーゲルさんの言葉の意味は、「存在するものは必要だからこそ存在するのである」という意味です。(私出来な解釈ですが💦)
私自身、クリエイターに向くのかアレンジャーに向くのかわかりません・・・・(もしかしたら、どちらにもなれない無能なのかもしれません・・・)
ただ、どんな仕事の世界にも、この2種類の能力は存在します。
であれば、この人は「クリエイター気質かアレンジャー気質なのか?」という視点を持つことは、結構重要なことなんじゃないかなぁ~なんて思う今日この頃でした(;一_一)