Sinkai-雑学

「急がば回れ」・・・急ぐ時こそ回り道?

「急がば回れ」という言葉があります。「急ぐ時こそ慎重に回り道をする事!」と思っている方もいると思いますが、近からず遠からずです。

「急がば回れ」は、もともとは滋賀県にある「琵琶湖」の話です。室町時代の話ですが、普段は船で琵琶湖を横断しているけど、雨や嵐等の危ない時には、船を出すと危ないので、そんなときには、急いでいるなら安全に回って徒歩で言った方がいい!と言われるところからこの言葉が生まれました。

 まあ、「急いでいるからと言って、危険な道を行って事故に遭うより、安全な道を回っていった方がトータル的に早い」という事です。

 そこで、琵琶湖を船で横断した時と、陸路で歩いた時の時間を測った人がいます。

 誰かは知りませんが、船で横断すると1時間16分、陸路を徒歩で回ると4時間かかったそうです。

 琵琶湖周辺のどこからどこまでの細かいことは置いときましょう(;^_^A。約3時間、船の方が早いですね。しかも、船の方が快適だとか・・・しかし、琵琶湖の東北にある比叡山方面から「比叡おろし」という強風が吹くことがあり、船が転覆する原因になるそうです。近道は危ないかもですね。

 ただ、嵐なんかで船が転覆して泳ぐはめになったり、死ぬくらいだったら、4時間かけて歩いた方がいい判断だという事ですが、なんか、仕事や色恋沙汰なんかの教訓にもなりそうですね( 一一)

 ちなみに琵琶湖は実は「湖」じゃなく厳密に言えば「川」です。形状的には「湖」らしいですが、河川法からすると「川」になるそうです。

 「え!!!琵琶湖なのに湖じゃないの?」と思う人もいれば「どっちでもよくね?」という人もいると思います。

 なんてなんて、超絶どうでもいい雑学でした・・・(;一_一)

 

 

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