「自分の命は自分だけのもの！」「自分の人生は自分だけの人生！」なんて、今時当たり前のことです。ただ、当たり前のことが正しいとは限りません。時折私自身は思うのですが、「何のために生きるのか？」という人間の生の問題に対して、「自分のため」というのは、大前提でありその問題には当てはまらないと考えています。
まあ、私の考えは置いといて、本当に自分の人生は「自分だけのもの」なのでしょうか？私はそうは思いません。何故なら、人間は他人とのコミュニティーの中で生きるからです。「自分のものではあるが、自分だけのものではない」と思っています。至極簡単な理由ですが、「自分一人で生きてこれたわけではない」からです。
もし誰ともかかわらず生きるならば、山奥で狩りなどしながら1人で生きるしかないです。しかし、１万年以上前の狩りをする時代でも、人間は効率よく狩りをするためや安全を確保するため、またそこには人同士のコミュニティがもたらす責任感や快楽などのため、複数で生きてきました。
どんな人でも、人と関わって生きています。であれば、「自分の人生は自分1人」では構築されないので、自分の人生に関わってくれる人がいてこそ自分の人生が構築されるという事です。
そう考えていくと、自分の人生は自分のものではあるが、自分だけのものではないという回答にたどりつきます。
ただ、自分だけのものでないのであれば、人のためにもならないと、50%50%じゃないですさね(-_-;)頑張らないと・・・なんて反省する今日この頃ですが(;^_^A
