中国では昔から「性善説」と「性悪説」で議論されてきました。
この「性」と言う漢字は「生まれ持った性質」=「人間の本質」みたいな感じのことを意味します。なので「性善説」は「人間の生まれ持った性質は善である」という説であり、孟子さんと言う方が唱えていました。「性悪説」は「人間の生まれ持った性質は悪である」という説であり、荀子さんと言う人が唱えていました。
まあ、どちらも人間の本質に成り得そうですが、人間の本質は「善と悪」の2原論で語れるほど浅くはないと私自身は思っています。
ただ、最近「性弱説」と言う言葉を学びました。「人間の生まれ持った性質は弱である」ということになります。誰が提言したかは知りません💦私の解釈的には、この「弱」と言う言葉は「人間の意思は基本的に弱い」と言う解釈です。
簡単に言うと「人間はラクに生きたい!」と本質的に思う生き物であるということです。
「勉強が中々手につかない。」「仕事をさぼりたい」「ダイエットが続かない」・・・ETC、結構人間の意志は弱いです。大人になっても勉強する人はあんまりいませんから(^_^;)
ただ、それが悪いと言っているわけではありません!!!むしろ人間に限らず生物全般がそうなんだと思います。
だって、動物は食べるために必死になっても、筋トレや短距離走なんかの自主練しないですから(-_-;)まあ、私が見たことないだけかもしれませんが・・・多分ないです!ウサギがライオンから逃げるために短距離走の練習とかしませんから。しとけば生存率が上がるかもしれないけどしません。
とどのつまり、生物全般「性弱説」が当てはまるんじゃないかなぁ~と思い、もちろん人間も例外ではないということです。
しかし、人間は「ただ生きていく」だけなら「性弱」でいいですが、それなりにと言いますか、自分が納得する人生を歩むためには何かしらの「努力」しないといけません・・・人間って大変ですね( ̄▽ ̄;)でも、努力する分「人生を生きているだけ」ではなく「人生をある程度設計できる」というメリットもある気がします。
まあ・・・「そんなんいらんわ(; ・`д・´)」と言う人は置いときまして・・・