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脳の火災報知器~扁桃体~

「アルツハイマーの方が扁桃体の作用で怖い感情、不快感なんかは忘れない!」みたいなことを記載しました。まあ・・・海馬の機能が低下し、記録の記憶はできなくてもホルモン関係は出ると思うので、色々な感情は失われにくいと思います。

 以前も何かの記事で記載したと思いますが、この扁桃体はいろいろな作用はあるのですが「脳の火災報知器」としての役割も担っているそうです。

 「脳の火災報知器」・・・なんじゃそりゃ?と思う方もいると思います。

 簡単に言うと、「ビクッ!!!」とビビらせるというような感じです・・・余計分かりにくいかもですね( ̄▽ ̄;)

 脳の機能の目的は「生きること」「遺伝子を残すこと」と極端に言うとこの2つを最右優先させるそうです。そこで、何かあると「危ない!!!」という危険信号を出し人を臆病にします。

 例えば、道路で車にひかれそうになった時に「ビクッ!!!」としてよける行動をとらせたり、田舎道を歩いていてひょんなところから物音がしたら、「ビクッ!!!」となり警戒をさせます。

 これは扁桃体が「危ない!!!」と警報を鳴らしているかららしいです。

 扁桃体は「危ない!!!」という火災報知器のような信号を出し、死なないように人間を操作していると言っても過言ではありません。ただ、チョイめんどくさいのが・・・「誤作動が当たり前」という前提があるらしいです。

 スウェーデンの精神科医で「スマホ脳」なんかで有名なアンデシュ・ハンセン先生によれば扁桃体は・・・

「本当に危険な時にならし損ねるよりは、念のため間違って鳴らすくらいはかまわない」

 と考えるらしいです。なので、私たちは基本的に些細なことでも「ビクッ!!!」とビビる本能を持っているということです。

 脳はコンピューターより複雑ですが、なんだかんだでアナログなんだとも思います(;^_^ただ、酔うと扁桃体の機能も落ち、「なんとでもなれ!!!」なんて思ったりするもんなんだな・・・なんて思う今日この頃で(/・ω・)/

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yu-sinkai

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