気風・・・ここで記載する気風の意味は、個人が持つ雰囲気や様子などの気性的なものではなく、集団が持つ共通として持っていると感じられる気質のことを指します!
福沢諭吉の「学問のすすめ」を読みなおしている途中ですが(現代語訳版)、中々面白いです。明治初期の本ですが、結構心理を突いていて、現代の会社経営というか会社で働く人達なんかにも役に立つんじゃないかと思います(/・ω・)/
その本の初期で、「人をダメにするのは気風」という内容があります。政府が有能な人材を集める中でメチャクチャ優秀で志がが高い人がいるにもかかわらず、個人的には優秀だが集団になると暗愚になる現象があるとのことです。
その原因は、「気風」というものに縛られて、個人個人がしっかりと自分の志を持ってしっかりと個人の働きをしないからこそ起こる現象だそうです。
これを読んで、私は「なるほど!」と思いました。就職してその会社に勤めたときは志が高くても、なんか腐っていってしまうことってありますよね。
これ多分・・・その会社での先輩達が「仕事に対してのネガティブ」の「気風」を作り上げてしまっているのが原因なんじゃないかなぁ~なんて思います。
若い人に改善点を指摘されると、「うちはこのやり方でやってきたから!」なんて言って、従来型のやり方を後輩に押し付ける先輩・・・そのやり方が合理的ならいいですが、合理的でないのに訳の分からないプライドで押し付ける先輩って、結構いると思います。
そんな人たちの気風・・・言い換えれば駄目な同調圧力が、個人をダメにするどころか会社や法人、引いては組織の代表である国をダメにしているのだと思います。
私もそんな人間の1人かもしれませんが、そうならないような実学を学び、個人の役割を流されることなく果たして、後輩にも先輩にも、会社にも役に立てる人間になるように頑張らないとなぁ~😓なんて考える、酔ッパッピーの戯言でした🤣