「ありのままの 姿見せるのよ ありのままの 自分になるの」・・・レット イット ゴー
超有名な「アナと雪の女王」のテーマソングにでてくる歌詞ですね。
常々疑問に思ってしまうのですが、「ありのままの自分」・・・ってそもそも何?と私は考えてしまいます。身体的な事ならわかりやすいです。
整形手術していなければ、ありのままの自分の顔です。シークレットブーツ等はいてなければ、ありのままの身長です。化粧なんてしていなければ(私は♂なのでしませんが)、ありのままの自分の肌です。
「ありのまま」≒「自然体」という意味になるのだとは思います。ただ、「ありのままの自分」って何?と自問自答するところと、「自分らしい」というのは自分で決めることなのか?他人が決めることなのか?等という疑問も浮かんだりします。
私個人は私を「こういう人間」と思っていますが、他人が私を「こういう人間」とい想っているところに、結構な乖離があると思います。自分が思う自分と他人が思う自分はどっちが「ありのまま」なのでしょうかね?
また、「ありのままの自分」≒「自然体の自分」となると、身体的には分かりますが、精神的な自分の自然体って何?という疑問にぶち当たります。生物的欲求を満たすことと、人間的欲求を満たす事、人工的な欲求を満たす事、どれも自分にとってはありのままの気がします(・_・;)
「ありのままの自分でいい」≒「我儘や怠惰もOK」となると、「イヤイヤイヤ・・・やっせんやろ(ダメだろという意味です)」と思います。そうなると、人間社会成り立たたなくなりますからね(-_-;)
ただ、「ありのままの自分でいる事が悪い」と否定しているわけではありません。「ありのままの自分」≒「納得している自分」と置き換えると、私的には分かりやすくなる気がします。そう考えると、「ありのままの自分」≒「なりたい自分」という事になりますね。
日本人は幸福を追求する権利を憲法で守られています。日本国憲法第13条「幸福追求権」です。なので、なりたい自分になることは個人の努力である程度は何とかなると思います。
なんてなんて、ちょい酔いながら、そんなことに頭を悩ませていました(^_^;)でも、その幸福追求権の中には「公共の福祉に反しない限りは」という文言があるので、やっぱり他人様に迷惑が掛からない程度に「ありのまま」の振る舞いをを考えた方がいいのかなぁ~なんて思ったりする今日この頃です。