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世界の中心~自分?~

「自分は自分である。何億の人間がいても自分は自分である。そこに自分の自信があり、誇りがある」・・・松下幸之助

 地球の中心は「中心核」の中の「内核」だそうで、364万気圧・5500℃の超高温と言われているそうです。ただ、「世界の中心の国は?」となると、位置的なことでは地球が球体であったり、どの国も自国を中心として考える地図をつくるので、判断が難しいところです。では「世界の中心となる国は?」となると、これもまた、様々な諸事情により判断が出来かねることでもあります。

 では、この「世界の中心になる国」を「自分にとって世界の中心になる国」と言いかえると、おそらく殆どの人は「自国」が世界の中心となると思います。そして、「自分にとって世界の中心人物は?」となると、おそらく「自分という人物」になるのではなるんじゃないかなぁ~・・・なんて思います。

 「自分は主人公じゃない!いつも脇役だ!」と思う気持ちはよくわかります。ただ、それは「自分と他人を同一視している」からだと思います。簡単に言い換えると、「自分の人生における主人公は自分です!」。

 ただ、「自分の組織に属しているグループ等の主人公は自分ではないかもしれません!」まあ、主人公というより中心人物と言った方が分かりやすかもしれませんね( 一一)そこを混同するとややこしくなる気がします。友達同士や職場、色恋沙汰関係はすべてある種のグループです。そこで、「グループの主役に慣れない」=「自分の人生における自分は常にわき役」という式は成り立ちません。

 また、自分の人生は自分が主人公だからこそ、「自分の人生の責任」は自分にしか取れません。自分が人生の中で後悔しても、誰も保証はできないから、自分で後悔を鵜呑みにして消化するしかないです。

 まあ、そう考えていくと、「自分の人生における主役は自分」という発想よりも「自分の人生における責任者は自分」と考えた方が分かりやすいです。だからこそ、自分が後悔しない人生を歩むためには、「自分で責任をとる」という思想が大事なのかもしれません(;^_^A

 「人間としての基本は、自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとる事である」・・・マーガレット・サッチャー

 私は基本、無責任な人間ですが、自分の人生の責任くらいは他人のせいにしないで、自分で責任をとれる考えを持つ方が、なんか死ぬ前なんかに自分の人生に納得できるんじゃないかなぁ~・・・なんてなんて、超絶Nonsenseなことを考えている今日この頃でした(・_・;)

粘土の勇者

 

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yu-sinkai

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