「資本主義の欠点は幸福を不平等にしてしまうことだ。社会主義の長所は、不幸を平等に分配することだ。」・・・ウィンストン・チャーチル
「我々にとって社会主義の確かな定義は人間の人間による搾取の撤廃以外にない。」・・・チェ・ゲバラ
基本的に平等という事象や解釈も、私の中では存在しないものであり、唯一「全てのことにおいて不平等」という事象があるという事のみが平等と私は考えています。
金持ちも貧乏もなくし、すべての国民が平等になる事を理想とする国を「社会主義」と言います。まあ、そんなこと誰でもわかりますよね(;^_^A ただ、一見「良い国になりそうじゃん!」とほとんどの人が思うんじゃないかと考えます。もちろんそう考えられる思想であるから、社会主義国家は存在します。
ただ・・・うまくいかなかったのが事実です!
世界で最初の社会主義は「ソビエト連邦社会主義共和国」です。ちなみに、ソビエト連邦国は、ソビエトという国ではなく、ロシアをはじめとする様々な国がまとまった総称のような感じです。その中にウクライナもあり、なんやかんやでもめてます。
すべての国民が平等に働き平等の賃金を与えられた時に何が起きたかというと、「国内の経済低下です!」
例えば農業部門であれば、個人農家であれば夜中に大雨が降ったり、日照りがすごかったりすると自分が育てている作物ですので、夜中でも早朝でも対策をします。しかし、みんながみんな定時制で作物を育てると、時間外の対策は誰もせず、不作になったそうです。
起業も国がすべて経営すると、競争相手がいないので「これでいいや~・・・」みたいになり、他の国に産業性が負けてしまったそうです。
勿論、社会主義を理想とした中華人民共和国も失敗します。
まあ、人間は切羽詰まんないと頑張んない生き物かもしれないですし、自分だけが頑張ると損をするというのが、本能的に分かっているのかもしれませんね(・_・;)
ただ、私は「資本主義サイコー!」というわけでもありません。なんか資本主義と社会主義の良いところの折衷案がないかよく考えます。
何故なら、国の縮図はある意味各企業にも当てはめられるからです。なので、職場なんかに資本主義や社会主義の良いところを取り入れられないか考えたりしています。
「みんながみんな、不平等が当たり前!シャーない!!」と思ってくれれば、いいのかなぁ~なんて、超絶末法どうでも良い事を考えている今日この頃ですさね(・_・;)