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生きる目的は、ある意味「守る事」?

 生物として、生きる目的は「生きる」そのものです。人間も例外ではないですが、人間は「生きる」以上に生きる目的をそれぞれ見出す生き物です。それを称して「生き甲斐」と呼ぶのかもしれません。

 「生き甲斐」が明確にある人もいれば、漠然としている人、あっても気付かない人、本当にない人とそれぞれであり、「生き甲斐」自体を大きな目的と捉えるか、日常の小さな目的と捉えるかも人それぞれです。

 ただ、私が思うに人間の生きる目的を大まかに言うと「守る事」です。それは別に何かのために生きる事とか、自己犠牲のため等と言っているわけではないです。人間の下らないプライドや充実感、思想等の様々なものも含めて、「守る事」と考えています。

 マズローの五段階欲求では、1番下は「生理的欲求」、2番目は「安全の欲求」ですが、これは自分の命や欲望を守るための欲求でもあります。3、4番目は「社会的欲求」と「承認の欲求」です。それは自分の地位や自己満足を守るための欲求でもあります。

 最後の「自己実現」の欲求は、自分の人生における夢を守る欲求とも置き換えられます。

 勿論、他人の為に生きている人もいると思います。それは他人を守るために生きているとも置き換えられると思います。また、人をすぐに責める人は、まず自分を守るために攻めていると思っています。

 そして、仕事をするという事は、まず自分の生活を守る事は当たり前で、家族がいれば家族の生活等を守るためというのは当たり前であり、仕事をする目的の前提だと思います。まあ、それがお金を稼ぐ第一目的です。

 その後に、組織の為や仲間の為、お客様等の為等と考えるものであり、それはある意味、色々なことを守るために仕事をしていると言っても過言じゃない気がします。それを仕事に対する「やり甲斐」というのかもしれませんね(^_^;)

 自分の生活を守るためだけにお金を稼ぐのなら、仕事は選ばなくてもいいはずですし、その1企業に尽くす必要はないと思います。

 「やり甲斐」というか「守るもの」が見出せないと、人生を生きる事や、そのための仕事はただの「作業」になる気がします。そうなると、中々辛いものがあると思ってしまうものですさね・・・(..)だって本来の目的が無い状態ですから・・・

 なんてなんて、そんなどうでもいいようなことを考えている、今日この頃でした( 一一)

ガード

 

 

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yu-sinkai

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